廃墟

山奥の廃校

その廃校は山奥にひっそりと佇んで、時と共に朽ちていくのを待つかのような姿で出迎えてくれました。
当時は避難所としての指定がされていたようですが現在の道のりは、到着する前に被災もしくは交通手段を分断されかねないような道だったので、ちょっと複雑な気持ちになります。


木造校舎正面を見ても扉が吹き飛んでいたりと、相当な痛み具合です。
隣には鉄筋の校舎も建っていますが、自分としては木造校舎の方に惹かれますね。


木造校舎に纏わり付く植物の活発さと朽ちる校舎の対比が何とも...


敷地内にある体育館の脇にぽつんと残る水道の跡。



聞こえて来るのは風に揺れる葉の音と、鳥たちの鳴き声だけで人工物の音は皆無な山の中、
ここに佇む校舎はあと何年、建物の姿を維持できるのだろう。
またここへ来る時、この姿を見る事が出来るのだろうか? 果たして道は残っているのだろうか? もしかするとこれが見納めになってしまうのかなと、ふと考えてしまった。


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山奥の廃民家

ちょっと先へ進むと造成された広場と併走する狭い林道の片隅に何やら人工的な物が散乱している。

もう少し奥へ進むと、猪除け用の金網の更に奥に木々に阻まれるようにひっそりと廃民家が佇んでいた。

網を避ける形で回り込んでみると、周囲には一升瓶の空き瓶が散乱している。
一升瓶でこの手の色と言う事は酒瓶だよね...元住人は酒豪だったのか?

さらに進むと2本の水溜用と思われるコンクリート製の筒が姿を現すけど、立地からして飲料用じゃ無いようです。

さらに周囲にはかなり古い年代を物語る空き袋等のゴミが散乱...

ちょうど民家の裏手から近付く形となったため、最初に目にしたのは作業場として利用していた離れと思われる一角に残ったこの機械。
同じような機械が程度はマチマチだけど何台か朽ちて転がっている。

近くには昔の洗濯機が自然に還ろうとしている

その近くにはぱっと見で風呂場を連想させる一画があるけど、どう見ても風呂場としては不自然...多分、作業用の水槽だろう。

離れから先に見る事となったけど、廃民家の方はすぐ近くに木々が生え広がっている。

廃民家に近付くと、時代を感じさせるオフロードバイクが数台、ボロボロの状態で横たわっている。

ここでどんな生活をしていたのかは良く解らないですが自然を糧として生活し、時にはオフロードバイクで山を走って自然を楽しんでいたのかな...と

池島(その4)

池島ももうそろそろ1周してしまう頃に姿を現した石炭搬出の機械たち

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やっぱり池島の港は穏やかです。

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今回はあまり時間も無く、島を1周しただけで予定していた時間を全て使い切ってしまいました。
また来る時にはもう少し時間が取れるよう計画したいと思います。

沈堕の滝発電所跡

発電所跡と言っても残っているのは構造体だけとなってしまった「沈堕の滝発電所跡」
訪れたのは紅葉も終わり始めとなった秋過ぎの頃でした。

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発電用の水車と発電機を設置していた場所は壁だけを残した状態となっている

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発電に使う水を滝から導いた水路

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先ほど上から見た建物の正面に回ると頑丈な作りに息をのむ

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水車へ水を導入した穴が残っており、下には発電機を設置していたと思われる基礎の跡が見て取れる

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阿蘇観光ホテル

阿蘇の麓にその姿を残すホテル。

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ガラスは割られ、荒廃しきった姿となっている

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内部は朽ちた姿と共に落書きが目立つ

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訪れた日は霧と共に小雨が降る天気で、何だか建物が物悲しく佇んでいるように感じた

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